すずめの戸締りを見ましたが、ダイジンがかわいそうだなと思いました。(ネタバレを含みます)
最初から最後まで「すずめ、好き」と言ってます。
そんな中、最後まで両想いにはならずダイジンかわいそうだなと感じました。
すずめの戸締りの物語的にはハッピーエンドな雰囲気でもやもやしました。
それを語っていきます。
すずめの戸締りのダイジンかわいそう!
ダイジン〜〜〜〜〜〜〜〜(`;ω;´)ブワッ
— とりさし☺︎🐓初マタ6.28💛 (@bojjilove) April 5, 2024
うちの子になれ!!!!(`;ω;´)ブワッ
ダイジンのこと考えて死ぬほど泣いてる(`;ω;´)ブワッ pic.twitter.com/XIA3vaIUu4
最後までダイジンが可哀そうな理由はこちらです。
個人的に一番かわいそうなのは、ダイジンはすずめにずっと好意を示しているのにも関わらず、すずめの好意は野良猫と同じような扱いをされている点です。
温度差ありすぎてかわいそう!
ダイジンがかわいそうな理由①
ダイジンは元要石で神様です。
すずめのが壊して、ダイジンが動けるようになりすずめの元に行くと「ウチの子になっちゃう?」
と言われ、その気になりました。
草太はダイジンの呪いを受けて、要石となりますが、これはすずめが「ウチの子になっちゃう?」と発言したことがきっかけで、要石の役割を草太に移しました。
神様とのことなので、この言葉が一種の契りとなった可能性が高いです。
ダイジンがかわいそうな理由②
さらにかわいそうと感じる理由なのですが、
ダイジンは元要石なのですが、草太も要石となれるということは元人間の可能性が高いです。
長年要石の役割をしていたので、閉じ氏から神様として扱われています。
その役割を草太に渡せる条件が整った故に、自由に一度なったと考察できます。
その条件は
- 役割が与えられ受け入れ先がある(すずめの「ウチの子になる」発言)
- 要石の代わりとなる閉じ師(人柱)がいる
と考えられます。
要石の役割から外れると一度誰かに役割を渡さないといけないというルールがありそうですね。
なぜかというと草太が戻った後に、すんなりダイジンが要石に戻ったことです。
普通だった草太が!となりそうなところでしたが、このルールがあれば
草太が要石から戻った→要石になるのはすずめかダイジン→それなら僕(ダイジン)が
となるのは納得です。
かわいそうな選択を迫られて自分が犠牲になることを選んだにも関わらず、ハッピーエンドの感じがもやもやしました笑
すずめがダイジンに対して謝罪も感謝のないのがね…
ダイジンがかわいそうな理由③
ダイジンは日本を横断しましたがそれはすずめに後ろ戸を案内するためでした。
おそらく、草太を要石にしたので閉じ師の役割をすずめに移したような形だったのでしょう。
その役割を果たすために案内していたのですが、追いかけられていたのものあって全然伝わらず。
伝わらなくとも、結果後ろ戸を閉めることができればいいという背中で語る男らしさ。
これが仇となり、すずめには最後のシーンまで誤解されたまますすみます。
すずめの戸締りのダイジンかわいそうと感じた理由!まとめ
すずめの戸締りは雰囲気もいい映画だったのですが、ダイジンの立場を考えるとめちゃくちゃかわいそうだなと感じました。
かわいそうだなと思う理由は、
- ダイジンのすべての好意がすずめには伝わってないこと
- ダイジンが犠牲になったのに、最後ハッピーエンドな感じを出してきた感じ
この二つが大きくもやもやしました。
細野監督はバッドエンド好きと言われていますが、完全なハッピーエンドにしてほしかったです。
もしかしたら、誰かの犠牲で今の生活がなりたっているというメタファーかもしれないですね。
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