神輿だこというものをご存じでしょうか?
神輿だこは「担いで肩にできるこぶ」のことなのです。
私は最近まで神輿だこのことを知らなかったので色々調べてみました。
神輿だこはなぜできるか?神輿こぶの中身に何が入っているか?
なぜ?なぜ?と興味がそそられましたのでご紹介です。
神輿ダコはなぜできる?
神輿だこは「神輿を肩の同じ場所で担ぎ続けることによって、肩が炎症を起こして腫れてしまったもの」です。
神輿自体500kgあるものがあり、その重さが肩にかかるのは相当な負担ですよね。
神輿担ぎの経験者にとっての勲章のようなもので、祭りへの参加と貢献の証として誇りに思われることが多いです。
神輿だこは地域によって、神輿こぶや担ぎダコとも呼ばれています。
初期のころは痛みがありますが、次第に肩の皮膚が固くなり痛みはなくなります。
大きな神輿だこは見るからに痛そうですが、実際には痛みがない方が多いのは驚きですね!
神輿だこの正式名称は「ガングリオン嚢胞」といい、中身は関節液や骨膜液が入っています。
神輿だこの中身は何が入っている?
ガングリオンは柔らかいものが多いらしいです。
中身は関節液や骨膜液が入っており、場所によって硬かったり柔らかい場合があるとのことです。
ガングリオンとは?
ガングリオンは手や足に出来ることが多いコブ状の腫瘤です。
関節液や骨膜液がゼリー状になってコブの中身に入っており、良性のものが多いです。
手や足の中でも手首にできる方が最も多く、コブが大きくなると神経を圧迫してしびれや痛みが発生することがあります。
また、ガングリオンが出来た部位を頻繁に動かすことにより、大きさが大きくなりがちです。
男性よりも女性に出来ることが多く、診断は腫瘤に注射針をさして吸引をし、ゼリー状のものが吸引できればガングリオンと診断されます。
ガングリオンが小さくて吸引できない場合は、MRIで撮影をして診断をすることもあります。
ガングリオンの治療法は?自分で剥がすことができる?
自分で剥がすことはオススメしません。
その理由は、正しく消毒ができてないと化膿してしまう可能性があるので、自分で剥がすのはおすすめしないです。
ただし、ガングリオンは良性の腫瘤であるため基本的には自然治癒することが多いです。
しかし、ガングリオンが大きくなり、しびれや痛みが生じている場合は病院で治療が必要となります。
ガングリオンの除去は主に「保存療法」と「手術療法」によって行われます。
保存療法は、ガングリオンに注射針を刺してゼリー状の物質を吸引する治療法です。
何度か吸引を行えば、ガングリオンを除去できる場合があります。
手術療法は、手術でガングリオンを切り取る治療法です。
一度の手術でガングリオンをなくすことができますが、再発の可能性や手術痕が出来てしまうことがあるので注意が必要です。
神輿だこは女性にもできる?
神輿だこは女性にもできます。
神輿だこできる原因は神輿を担ぐ負荷で起きる炎症なので男性女性関係なくできます。
担げる重さが男女で違うのでなかなかできにくいようではあります。
20年以上ビッチリ担いでますから😂😂
女だからそんなに有りませんが
一応、神輿ダコあります✌✨— (くまお´∀`)のまま💎山口あや応援団会長 (@SouI_weight21) December 12, 2018
神輿だこの画像
神輿だこを見ると神輿に書ける本気度が分かりますね!
男の勲章という感じがいいですね!
神輿だこは気持ち悪い?
神輿だこは肩が異常に腫れており、不気味に思う方もいらっしゃると思います。
しかし、神輿だこは神輿を担いだ祭り男の勲章といわれています。
そのため、神輿だこができた方は日常生活に支障が出ないのであれば、神輿だこを勲章として残している方も多いです!
神輿は重量がかなり重く、肩への負担も相当大きいです。
その神輿を担いで、町を歩いて盛り上げた男の勲章です。
海外の神輿だこ
神輿だこは日本だけのものと思いがちですが、実は海外にもあります!
イタリア南部の町「ノラ」で行われる「ラ・フェスタ・デイ・ジーリ」と呼ばれる祭りは、日本の祭りのように神輿を担いで行われます。
この祭りで担ぐ神輿は地元では巨大オベリスクと呼ばれており、高さ25メートル、重さ2,5トンあるといわれています。
日本の神輿でここまで大きく、重たいものは存在しないです!
この大きさと重さでは、日本では危険として許可が降りるのは難しいと思います笑
そのような巨大オベリスクを担ぎ、昼も夜も休むことなく町を回り歩くのがラ・フェスタ・デイ・ジーリです。
そのため巨大オベリスクを担いだ男たちには当然神輿だこは出来てしまいます!
ラ・フェスタ・デイ・ジーリで出来た神輿だこは男の勲章として扱われており、日本と同様に切除しないことが多いです。
ノラではこのコブを自慢として見せつける風習もあるみたいです!
神輿だこはなぜできる?まとめ
神輿だこは神輿にかける男たちの勲章でした。
なぜ神輿だこができるかは、重い神輿で肩で持ちづづけ、負荷がかかった結果、神輿だこという形になるとのことでした。
痛みを伴いますが神輿を担ぎ続けるという男気が神輿だこを作るのでしょうね。
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