鯛について調べていたら鳴門骨が出てきて「鳴門骨って何?」となったのでまとめてみました。
そもそも読み方難しすぎ笑
鳴門骨とは、「なるとぼね」「なるとほね」と読むようで縁起物です。
鳴門骨を見つけたら縁起物ですので取っておきましょう!
鳴門骨は縁起物!
先日釣った高松で釣った鯛3匹中2匹に鳴門骨がありました🥰縁起がええな〜!! pic.twitter.com/hyvlrU1hlw
— BAMBOO@高松 釣りSUP (@LEGENDOFMATADOR) June 4, 2022
鳴門骨は江戸時代後期の魚類図鑑「水族写真」にも記載されている縁起物です。
縁起物「鯛の九つ道具」の一つで、すべてそろうとものに不自由せず幸福になると言われています。
鯛の九つ道具は
- 鯛中鯛(鯛の中に鯛があるので重ねておもてなしをするという意味)
- 鳴門骨
- 大龍
- 小龍
- 竹馬
- 鯛石
- 三つ道具
- 鏉形
- 鯛之福玉(鯛にいる寄生生物:タイノエ:ダンゴムシの仲間)
神の使いの龍の形や農具に似た形をしているので縁起がいいものとされています。
大龍、鯛石、鍬形、三ツ道具。#鯛の九つ道具 pic.twitter.com/8vM6Kh6VmN
— 俺が工藤 (@sakanakudo) June 8, 2020
鳴門骨、鯛之福玉。
— 俺が工藤 (@sakanakudo) June 8, 2020
鳴門骨は尾鰭付近の血管棘に出来た良性の骨腫、急流を泳ぐ鯛に出来ると言うがよくわかってない。鯛之福玉は口内に寄生する寄生虫、タイノエ。宿主が死ぬまでつがいで離れない事から縁起物とされている。#鯛の九つ道具 pic.twitter.com/YiagJ2pFSA
縁起物なので全部持っておきたいですね。
江戸時代から伝わる言い伝えによると、9つの骨を全て持っている人は、物資に困らず幸せになれるとされています。
鳴門骨とは
尾の近い部分の団子状の骨が鳴門骨と言われています。(通常はまっすぐとがった骨ですよね)
骨の形状なので見た目からは判別ができなく出会うのは完全に運がよくないと出会わないものになります。
鳴門骨になる原因
諸説ありますが、激流で尾の付け根が骨折し治り、また骨折し..を繰り返したことが原因とされています。
その跡がコブのように固くなっていくが変形したのが鳴門骨となります。
骨の変形の原因は環境(激流)による骨折への負担、筋肉の緊張から来る骨の負担その結果の骨の不全と言われています。
つまり、なかなか条件がそろわないとみられない貴重な骨なのです。。
鳴門骨の名前の由来
鳴門の渦潮で育った真鯛によくみられる特徴ですので、鳴門骨と呼ばれるようになりました。
渦潮という激流の環境で育ったため鳴門の真鯛によくみられると考えられます。
鳴門骨がある鯛は激流で育ったされ、身が締まっており美味しいとされています。
一回食べてみたい..。
鳴門骨はメルカリで売ってる?
実は鳴門骨はメルカリで売っている時があります。
相場としては800~1500円ぐらいで取引をされています。
縁起物ですが、見つけたらメルカリに出品してみるものいいかもしれないですね!笑
他の方は身を取って綺麗に乾燥させて保存しているようです。
鳴門骨はたちうおverもある
真鯛だけではなく太刀魚でも見られます。
オーストラリア・ニュージーランドにいるゴウシュウマダイでも鳴門骨は見られるそうです。
鳴門骨は縁起物!まとめ
鳴門骨は江戸時代から言われている縁起物です。
鯛の九つ道具の一つで、鳴門骨は真鯛の変形した骨で、身が締まるほどの激流で育った証で身が締まっていると言われています。
縁起物なのでメリカリでも販売されており、見かけたら綺麗にして保存しておきましょう!
以上鳴門骨とは?でした。
鯛がなぜ赤いかという記事も書いてますので気になる方はどうぞ。
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