少年ジャンプの値段の推移は?値段がどんどん上がった原因を調べました

少年ジャンプの値段の推移は? ノウハウ・知識

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「マンガを読むなら少年ジャンプ!」そう思う人もいる程、多くのマンガファンから愛読されている少年ジャンプ!

皆さんは、そんな少年ジャンプの値段がどのように推移してきたのか知っているでしょうか?

実は、少年ジャンプの価格は創刊当初から現在までに何度も値上げを重ねており、当初と比べると現在ではずいぶんと高くなってしまいました…。

この記事では、少年ジャンプの値段の推移について、その原因とその背景について調べてみました!

少年ジャンプの値段の推移は?

少年ジャンプは、1968年に創刊された際の値段は90円(税込み)でした。

現在2023年5月の時点では、290円(税込み)です。

少年ジャンプの値段推移をグラフにしてみました。

  • 1968年創刊時は90円
  • 1970年代には150円
  • 1990年に190円
  • 1998年に220円
  • 2017年に260円
  • 2023年に290円

少年ジャンプは値上げをしています。

ちなみに連休で出る合併号がでると300円(税込み)となります!

こう見ると、前から購入されている方(現在60代)だと、かなり高くなったと思う方もいると思います。

まだ手を出しやすい値段だなと思う方もいると思います!

それもそのはず、他の漫画雑誌と比べると少年ジャンプは圧倒的に安いのです。

最近では、少年ジャンプのデジタル版もありkindle・楽天koboで購入することができます。

デジタル版には紙のジャンプには未掲載のコンテンツがあったり、持ち歩きをしなくていいので魅力ですね。。

著:週刊少年ジャンプ編集部
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そこで、今回は少年ジャンプが値上がりしてしまった原因と背景についてまとめましたので気になる方は、ぜひ最後までご覧いただきたいです!

少年ジャンプの値段が上がった原因①物価高(インフレ)

近年、世界的に物価上昇が進んでおり、日本でも食べ物等の日用品やサービスの価格が上昇しています。

この物価上昇の波は、さまざまな業界に影響を及ぼしており、少年ジャンプも例外ではありません。

少年ジャンプが値上がりした原因には、物価上昇により印刷に必要な紙やインク等の原材料やエネルギー価格の上昇、物流コストの増加などが挙げられます!

これにより、企業は生産コストの増加に直面し、その分を商品に反映せざるを得ない状況になってしまったのが原因です…。

仕方ないこととはいえ、消費者にとっては負担が大きくなるばかりで厳しい状況ですよね(泣)

過去の少年ジャンプの値上がりの推移をみると、どのような背景があったのかが分かります!

1970年代に起きたオイルショックにより、原油の価格が上がり物価上昇を引き起こしました。

1968年に創刊された際の値段は90円(税込み)なのに対し、1970年代後半には値段が150円(税込み)となっており値上がり率で表すと66.7%で、とんでもない値上がりをしていることが分かります…。

後は、消費税導入時・引き上げ時の値上がりです。

  • 1989年に消費税3%が導入され、1990年に値段が190円
  • 1997年に消費税が5%となった時、1998年に値段が220円
  • 2014年に消費税が8%となった時、2017年に値段が260円
  • 2019年に消費税が10%となった時、2023年に値段が290円

消費税が導入された年ではなく、次の年であったり数年後に価格変更が行われていますね!

特に、2023年の値上がりに関しては消費税だけでなく世界情勢の影響もあり物価上昇と消費税増税の影響2つが重なり価格が値上がりしていると考えられます。

こうして見ると、消費税より世界情勢の影響で物価が上昇し、値上げをせざるを得ない時の値上げの金額の方が大きいですね…。

値段が上がった原因②発行部数の減少

少年ジャンプが今どれくらいの発行部数かを知っている人はいますでしょうか?

2022年だと、一年間で510万部ぐらいです。

全盛期は1995年に発行された3-4合併号だけで、歴代最高発行部数653万部を発行しておりギネス記録を残しているほどなのです!

2022年の一年間の発行部数を、1つの合併号だけで追い抜かいてしまう時代がありました。

この1995年代をジャンプの黄金期と言われています。

この黄金期と呼ばれた以降、少年ジャンプの発行部数はだんだんと減少していきました。

背景としては、1995年に「ドラゴンボール」1996年に「SLAM DUNK」といった人気漫画の終了。

発行部数が減っている理由の一つとしては、電子書籍の方がかさばらないのとお得だからという理由もあるのではないかと考えられます!

そして、発行部数減少により収益の減少がおき、新しい漫画作品を連載するための費用や、作品のクオリティを維持するためにも値上げが行われたのではないかと思われます!

少年ジャンプの値段の推移は?まとめ

少年ジャンプの値段の推移を見ると、背景には、物価上昇や消費税の引き上げなどの経済や社会の変動によって値上げがされていましたね!

そのため、印刷等のコストが増加した分を少年ジャンプの価格に反映する形で値上げを実施することになりました。

ですが、そのほとんどは物価上昇分によるものであり、マンガ業界全体を見ても、ジャンプの価格は比較的安定していると言えます!

さらに、定期購読というお得なオプションもあり、月額980円で少年ジャンプを読むことができます!

これからも、少年ジャンプが最高の物語を提供してくれることを応援していきたいですね!

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