クリームシチューは、クリームの濃厚な味わいが特徴の冬の定番料理です。
美味しいだけでなくポカポカと体も温まるためクリームシチューが大好き!という方も多いのではないでしょうか?
クリームシチューを作ろうと思った時、家に鶏肉がなく牛肉しかない。
一般的に鶏肉がクリームシチューの材料として使われるため「クリームシチューに牛肉は合わないの?」となぜと思われる方もいると思います。
この記事では
- なぜ牛肉が合わないと言われるのか
- クリームシチューに牛肉を使用する場合のおすすめ部位
- クリームシチューの牛肉を柔らかくする方法
の3つに分けてクリームシチューと牛肉の相性について詳しく説明します。
クリームシチューに牛肉は合わないのはなぜ?
フォロワーさんが、
— ねこねこ@数秘33&漢方上級スタイリスト🌛 (@12enjoystory45) October 9, 2023
美味しそうなクリームシチューをあげられてて、私も食べたくなったので作ったー😋
うまっ。
豚肉、鶏肉が無くて牛肉で😁
色が茶色っぽくなったわw
このシチューはチーズ🧀が入ってるので濃厚❤️
何杯も食べるときついかも🥹#朝ごはん pic.twitter.com/Vz6Rp4RGGy
クリームシチューに牛肉が合わない理由は3つあります。
- 牛肉の食感が他の肉と比べて固い点
- 牛肉の風味が強いためクリームシチューの風味を消してしまう点
- シチューの煮込み時間が短いため牛肉が柔らかくなりにくい
詳しく説明していきます
牛肉の食感が他の肉と比べて固い点
クリームシチューは柔らかい食材と相性が良いです。
一般的には、鶏肉や柔らかい野菜などクリームの濃厚な風味にピッタリです。です。
しかし、牛肉は他のお肉に比べ繊維が硬く、食べ応えがあります。
固い肉が入っているクリームシチューは想像しにくいと思います。
牛肉の硬い食感は、シチュー全体の柔らかい口当たりとは異なる感覚をもたらすかもしれません。
牛肉がクリームシチューの風味が消されてしまう
牛肉の風味が濃厚な点もクリームシチューと合わない理由の一つです。
クリームシチューの特徴
クリームシチューの特徴は、軽くて滑らかな口当たりと、マイルドな味わいです。
使用されるクリームは料理にまろやかさを加え、他の材料の味を引き立てる役割を果たします。
たとえば、野菜の甘みや鶏肉の優しい風味が、クリームの中で穏やかに溶け合い、繊細な味わいを生み出します。
牛肉の風味
クリームシチューと対照的に牛肉は、基本的には力強い風味があります。
この風味は、他の材料の味を感じさせないぐらい強いものです。
イメージとしてはビーフシチューやビーフカレーですね。
ガツンと来る牛肉特有の旨味や、煮込むことによって生じる深い風味がありますね。
なのでクリームシチューの軽やかさと調和させるのは難しかったりします。
クリームシチューと牛肉の風味の組み合わせ
クリームのさっぱりした風味と野菜の甘さのクリームシチューと濃厚な味の牛肉は相性があんまりよくないのです。
牛肉の濃厚で力強い風味がクリームシチューの繊細な味わいをかき消してしまう可能性があります。
クリームシチューの風味をかき消さないためには、きれいにアクを取ることでその可能性を少なくできます。
牛肉は調理時間が長い
硬い部位の牛肉を柔らかくするためには、長い調理時間が必要になります。
クリームシチューは短時間で仕上げることが多いため、牛肉が完全に柔らかくなる前に料理が完成してしまいます。
そのため、牛肉が硬いままの可能性があります。
クリームシチューのポイントは「焦がさないこと」が大切です。
焦がすとクリームシチューに色がついてしまうので注意してください!
- 加熱しすぎない
- 牛肉のアクできるだけ丁寧に取り除くこと
そんな柔らかくする時間ないよ!という方には圧力鍋がオススメです。
以外に安い値段で売っているので参考にしてください。
より美味しくより簡単に作るために家庭に1つ持っていてもいいかもしれないですね。
クリームシチューにおすすめの牛肉の部位は?
クリームシチューに牛肉を使うことは絶対にダメということではありません。
もし牛肉をクリームシチューに使いたい場合は適切な牛肉の部位を使うことが大切です。
ここでは、クリームシチューに牛肉を使用する際におすすめの部位を紹介します。
モモ肉
牛のモモ肉は赤身肉でありながら適度にサシが入っている部位で、特に柔らかさが際立ちます。
脂肪が少ないためヘルシーであることも特徴です。
柔らかい部位のため調理時間が短くても美味しく食べれます。
また、牛のモモ肉は柔らかいため切り分けやすいです。
ヒレ(テンダーロイン)
牛のヒレ肉は牛肉の中でも最も柔らかい部位と言われています。
牛1頭当たりから取れる量が5kgと少なく貴重なため、別名「牛肉の女王様」と言われます。
ステーキに使用されることが多いですが、柔らかいためクリームシチューにも適しています。
しかし、牛のヒレ肉は非常に値段が高いため、お財布と相談して購入を決めてくださいね。
◎牛バラ肉は味が濃いため、クリームシチューに向いてない
牛バラ肉は牛肉の部位の中でも濃厚な味わいが特徴で煮込み料理やシチューに適しています。
しかし、クリームの優しい味わいを消してしまう可能性があります。
クリームシチューの牛肉を柔らかくする方法
クリームシチューに牛肉を使用する場合は、牛肉が柔らかくなるよう調理する必要があります。ここでは牛肉が柔らかくなる方法を3つご紹介します。
低温調理
低温調理(スロークッカーやオーブン)を行うと、牛肉を柔らかくすることができます。
長い時間をかけて低温で調理することにより、肉の繊維が崩れて柔らかくなります。
カットなどの下ごしらえ
牛肉をクリームシチューに加える前に、下ごしらえを行うことが大切です。
肉を一口大に切って余分な脂肪を取り除きましょう。
栄養価を高めるために野菜だけではなく栄養補助品を入れるとより栄養素が取れるのでオススメです。
酸味を加える
酸味のある材料(トマトなど)をクリームシチューに加えることで、牛肉がより柔らかくなります。
酸味が肉の繊維をほぐし、調理時間が短くなります。
クリームシチューに牛肉は合わないのはなぜ?まとめ
クリームシチューに牛肉は合わないと言われていますが、適切な部位と調理方法を選ぶことで美味しいクリームシチューを楽しむことかできます。
最後にクリームシチューに牛肉を合わないとならないためにする大切なまとめです。
- クリームシチューに合う牛肉の部位を選ぶ
- 適切な下ごしらえと調理を行う
この2つを参考にクリームシチューに牛肉を使ってみてください。
クリームシチューの美味しさを引き立てる新しい発見があるかもしれません。
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