お風呂に入らないと髪の毛が抜けるって本当?という疑問があるかと思います。
その疑問と髪が抜ける原因とその対策を教えます!
お風呂に入らないことで頭皮環境が悪化すると抜け毛や薄毛のリスクが高まります。
では、どうすれば髪の毛を守ることができるのでしょうか?
この記事では、髪の毛が抜ける原因とその対策を分かりやすくお伝えします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
お風呂入らないと髪の毛抜ける?
お風呂に入らないことで髪の毛が抜けやすくなります。
その理由は頭皮の環境が悪化すると、抜け毛や薄毛のリスクが高まるからです。
頭皮は汗や皮脂、ほこりなどの汚れがあると雑菌が繁殖してしまい頭皮の環境が悪くなります。
またシャンプーなど刺激を与えないことは血流も悪くなる原因にもなります。
頭皮の環境を整えるということが大切ですのでお風呂に入り、きれいに、頭皮の血流をよくしましょう。
お風呂入らないと髪の毛抜ける理由は?
なぜお風呂に入らないと髪の毛抜ける原因を説明します。
①汗や汚れが残る:雑菌が繁殖
これは頭皮の炎症やかゆみなどのトラブルを引き起こします。
②毛穴に詰まった皮脂の過酸化脂質
毛根に詰まることでダメージを与え、かゆみやニオイ、抜け毛の原因にもなります。
③ホコリなどの外部刺激
湿疹や抜け毛などの頭皮トラブルに繋がる可能性があります。
④ ヘアワックスやスプレー
使っている場合は、その成分が頭皮に残ってしまいます。
これは毛穴を詰まらせたり、頭皮に長く接することでアレルギー反応を起こす可能性があります。
皮膚に取って炎症や血流が悪くなることがダメージにつながるので清潔にしておきたいですね。
ワックスや皮脂は脂溶性の汚れなので正しくシャンプーをすることで頭皮の環境をよくすることができます。
正しいシャンプーのやり方を知ることで血流良く清潔にできるかと思うのでご紹介しますね。
はげにくいお風呂やシャンプーの仕方
正しいシャンプーの方法とは、以下のようなものです。
- お風呂に入る前にブラッシングを行う(←男性にはハードル高い)
- お湯でしっかり髪の汚れを取る(予洗い)
- シャンプーをしっかり泡立ててやさしく洗う
- 十分にお湯でシャンプーを流す
- お風呂から出たらドライヤーですぐに乾かす
これらの方法が正しいシャンプーの仕方です。
お風呂前のブラッシング
お風呂に入る前にブラッシングを行う効果は
- 軽い力で髪引っ張ることで血行促進
- ホコリなどの汚れが取れシャンプーの泡立ちが良くなり摩擦が少なくなるので髪にいい
男性には少しハードルが高いですが、血流促進を考えるとオススメです。
一本持っておくと重宝するのでこの機会に買ってみてください。
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お湯でしっかり髪の汚れを取る(予洗い)
予洗いの目的は頭皮と髪の汚れを浮かせて落としやすくすることです。
予洗いのやり方
- お湯で髪を濡らす
- 髪全体をしっかりと濡らします。この時、お湯は38〜40度のぬるま湯が理想的です。熱すぎるお湯は頭皮にダメージを与える可能性があるため、避けましょう。
- 指の腹を使って頭皮をマッサージ
- 指の腹を使って、頭皮を優しくマッサージするように洗います。この時、爪を立てずに行うことが重要です。頭皮を傷つけずに、汚れや皮脂を浮かせることが目的です。
- 髪を通してお湯を流す
- 頭皮をマッサージした後、再度お湯を使って髪を通して汚れを流し去ります。この時、髪の毛を優しく指で梳かしながら、お湯で汚れを流すと良いでしょう。
- 十分にすすぐ
- 髪と頭皮に残った汚れがないように、十分にすすぎます。
予洗いでは、シャンプー剤は使用しないため、お湯だけでしっかりと汚れを落とすことがポイントです。
- 髪と頭皮に残った汚れがないように、十分にすすぎます。
正しい予洗いはお湯で1分から3分をしてください。
少しの洗いでは汚れ、ほこりは落とせないので、濡らすだけでなく長めにお湯で洗ってください。
その際に、頭皮のマッサージも行って、頭皮の汚れも浮かすようにイメージしましょう。
正しい予洗いをすれば髪の汚れの70%程度は取れると言われているので重要な洗いとなります。
- 水圧に注意:シャワーの水圧が強すぎると、頭皮を傷つける原因になることがあるので、適度な水圧で洗うようにしましょう。
- 洗いすぎに注意:頭皮を強くこすりすぎたり、長時間洗いすぎると、頭皮を刺激してしまう可能性があります。優しく、かつ適切な時間で行うことが大切です。
シャンプーをしっかり泡立ててやさしく洗う
シャンプーは泡立ててから髪に使うようにしましょう。
シャンプーは手のひらでよく泡立ててから髪につけます。
直接髪や頭皮にシャンプーをつけるのではなく、泡で洗うことがポイントです。
泡立てることで、摩擦を減らし、髪の抜けを防ぎます。
原液をそのままつけると、摩擦のダメージ、原液が濃いことから頭皮、髪にダメージを与える可能性が高いです。
指の腹を使って、優しく頭皮をマッサージするように洗います。
爪を立てずに、頭皮をこするような強い力を避けることが重要です。
シャンプーが髪に合うか判断基準は?
判断基準は
- 刺激の有無: 使用後に頭皮がピリピリとした刺激を感じるかどうか。刺激を感じる場合、そのシャンプーは合っていない可能性があります。
- 乾燥: シャンプー後、頭皮が過度に乾燥するかどうか。過度の乾燥はフケやかゆみの原因になり得ます。
- 脂っぽさ: シャンプー後も頭皮が脂っぽいままであるか、あるいはすぐに脂っぽくなるか。これは洗浄力が不足しているか、頭皮に合っていない可能性があります。
数週間ぐらい使ってみて判断するのがいいです。
自分の頭皮の性質に合うかどうか?を実際使ってみて試してみてください。
そして、シャンプーはアミノ酸系のシャンプーが頭皮に優しいとされているので是非試してみてください。
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十分にお湯でシャンプーを流す
シャンプーを残さないことも大切です。
残すと頭皮の炎症を引き起こしたりするので頭皮に良くないです。
このすすぎも38~39℃の温めで1~3分程度行ってください。
落としにくい部分は
- 後頭部
- 生え際
- 襟元
- 耳の裏
なので注意して洗い流してください。
お風呂から出たらドライヤーですぐに乾かす
シャワー後、タオルで髪を優しく押さえるようにして水分を取ります。
髪を強くこすったり、ねじったりすると、髪が傷みやすくなりますので、タオルで優しく推すことがポイントです。
最初バスタオルで拭くときも擦らずにタオルを当てるという感覚で拭いてくださいね。
そして、お風呂から出たらドライヤーですぐに乾かしてください。
濡れていると雑菌が繁殖してしまい、頭皮の環境にとって悪いことしかありません。
また髪も濡れていると摩擦のダメージを受けやすいです。
髪の毛の抜けるメカニズム
髪の毛は通常は2~6年の周期で生え変わります。
- 成長期:髪の毛はこの数年で積極的に成長します。
毛根(毛母細胞)は活発に細胞分裂を行い、新しい髪の毛を生成します。
成長期の髪は約90%で生えた髪の毛は健康で強く、光沢があります。 - 退行期:成長期の終わりに、約2〜3週間続きます。
毛髪の成長が停止し、毛根が縮小して毛包から離れ始めます。
毛髪は次の休止期に備えます。
特徴: この時点で髪の毛は死んでおり、最終的に自然に抜け落ちる準備ができています。 - 休止期:髪の毛は完全に成長を停止し、毛根は約3ヶ月休息状態に入ります。
期間の終わり頃に、新しい髪の毛が成長し始め、古い髪の毛は自然に抜け落ちます。
頭髪全体の約10%がこのフェーズにあり、一日に約50〜100本の髪の毛が自然に抜け落ちるのは正常な現象です。
通常一日に約100本程度の髪の毛が抜けると言われています。
そのうち、60本~80本程度はお風呂でシャンプーするときに抜けてしまいます。
これは自然なことで、抜ける予定だった髪の毛がシャンプーなどの刺激で抜け落ちるためです。
シャンプーしたら髪が抜けると悩まないようにしましょう。
髪が抜けるシャンプーの方法
絶対に髪が抜けるNGのシャンプーの仕方を教えます。
ダメなシャンプーの仕方は頭皮を傷つけ、髪の毛が抜けやすくなるので注意してください。
自分がやってないか振り返ってみましょう!
- 予洗いをせずにシャンプーしている
- シャンプーを直接髪につける
- 爪を立てて強くこする
- トリートメントを残す
- 自然乾燥する
頭皮や髪の毛にダメージを与えたり、雑菌やニオイの原因になったりします。
シャンプーは髪の毛や頭皮の健康にとって重要なケアです。正しいシャンプーの方法を身につけて、抜け毛や薄毛を予防しましょう。
またシャンプーの方法だけでなくシャンプー自体にも気を使うべきという意見もあるのでいろんなシャンプーを知っておくことも大切です。
お風呂に入らないことが原因とは限らない
ただしお風呂に入らないこと以外にも、抜ける原因は何があるのでしょうか?
そして、その対策はどうすればいいのでしょうか?
髪の毛が抜ける原因
抜ける原因は様々ですが、代表的なものを挙げてみます。
遺伝
父親や祖父などの親族に薄毛の人が多い場合、自分も同じようになる可能性が高いです。 これはAGA(男性型脱毛症)と呼ばれる遺伝的な要因が関係しています。
ストレス
仕事や家庭などでストレスを感じると、血行が悪くなったり、ホルモンバランスが乱れたりします。
これは髪の成長に必要な栄養や酸素が不足したり、抜け毛を促進する物質が増えたりすることにつながります。
生活習慣
食事や睡眠、運動などの生活習慣が乱れると、体全体の健康に影響します。
髪の毛も体の一部ですから、栄養不足や睡眠不足、運動不足などは髪の毛にも悪影響を及ぼします。
加齢
年齢と共に髪の毛の量や太さは自然に減っていきます。 これは老化現象の一つであり、避けられないことです。
抜け毛対策
抜ける原因に応じて対策も異なりますが、基本的には以下のようなことを心がけましょう。
AGAに対しては治療薬もあります。
AGA対策
専門医に相談して治療を受けることが効果的です。
シャンプーなどのヘアケアから始めたい気持ちはよく分かりますが、毛根が死滅するとAGAの治療の効果がでないので早めの対策が必要です。
AGA治療では内服薬や外用薬などを用いて抜け毛を抑制したり、発毛を促進したりすることができます。
全国にあるのはAGAスキンクリニックという病院があるのでご覧くださいね。
ストレス対策
ストレスに対しては、リラックスできる方法を見つけて実践することが大切です。
趣味や運動、瞑想などで気分転換をしたり、友人や家族と話したり、カウンセリングを受けたりすることがおすすめです。
ストレスを溜め込まないようにしましょう。
ストレス源から離れることがもっともストレスを感じない方法です。
もしそれが職場の場合は転職できればいいですよね!
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生活習慣の対策
バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動などを心がけることが必要です。
髪の毛に良い栄養素はタンパク質やビタミン、ミネラルなどです。
野菜や果物、肉や魚、卵や乳製品などをバランスよく摂取しましょう。
睡眠は髪の毛の成長ホルモンが分泌される時間帯でもあるので、早寝を心がけましょう。
運動は血行を良くして髪の毛に栄養や酸素を届ける効果があります。 過度な運動は逆効果ですが、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動はおすすめです。
加齢
加齢に対しては、ある程度は仕方のないことですが、老化を防ぐためにもアンチエイジングケアを行うことが大切です。
髪の毛だけでなく肌や体も老化のサインを見逃さないようにしましょう。 サプリメントや化粧品なども活用してみてください。
お風呂入らないと髪の毛抜ける?まとめ
今回は「お風呂入らないと髪の毛抜ける?」という内容で記事でした。
お風呂に入らないこと自体は抜ける原因にはなりません。
しかし、頭皮環境が悪化すると抜け毛や薄毛のリスクが高まります。
そのため、お風呂に入らずに汗や汚れを放置するのはNGです。
また、お風呂以外にも髪の毛が抜ける原因は様々あります。
遺伝やストレス、生活習慣や加齢などが影響します。
それぞれの原因に応じて対策を行うことで、抜け毛や薄毛の予防や改善が期待できます。
特にAGAの場合は、早めに専門医に相談して治療を受けることが重要だと思います。
髪の毛がなくなってしまったら、もう元には戻せません。
髪の毛は大切なパーツですから、毎日のお手入れを怠らないようにしましょう。
お風呂に入ることは、髪の毛だけでなく体全体の健康にも良いですよ。
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