牛タンって脂身が少なくて、味もさっぱりしてすごくおいしいですよね。
牛タンは食べているのに脂身が少ないので罪悪感がないのもいいですよね。
ですが、普通に加熱をしただけだと、牛タンは柔らかくなるどころか固くなってしまいます。
実は、家でも牛タンをお店のように柔らかくする方法があるんです!
塩麹の漬け込みや圧力鍋などを5つ牛タンを柔らかくする方法をご紹介します。
牛タン柔らかくする方法は?
#このツイートを見たら一番好きな焼肉部位を言う
— ORB (@orb_brave) December 8, 2023
牛タン pic.twitter.com/YjhnlCZMXJ
牛タンを柔らかくする方法は五つの方法について紹介をしたいと思います。
- 塩麹で漬け込む下処理
- 玉ねぎを使う下処理
- 包丁で切り込みを入れる
- 肉の解凍方法
- 圧力鍋を使う方法
誰でもできる手軽な物から、少し手間のかかる本格的な物まで様々です。
牛タンを圧力鍋なしで柔らかくする方法
ここではな圧力鍋なしで柔らかくする方法を4つお伝えします。
塩麹を漬け込み
牛タンを調理する時、塩こうじを加えるのもおすすめのやり方です。
塩こうじは、牛タンのたんぱく質をアミノ酸に分解する働きがあり、それが肉を柔らかくしてくれます。
そして、アミノ酸には、甘味、苦み、酸味といった旨味成分が含まれています。
タンパク質をアミノ酸に分解することで、牛タンに旨味をプラスしてくれるのです。
- 塩麹の準備: 市販の塩麹を用意するか、自家製の塩麹を作ります。自家製の場合、米麹と塩を混ぜて、一定期間発酵させます。
- 牛タンの準備: 牛タンは、使用する前に水でよく洗い、表面の血や不純物を取り除きます。
- 塩麹の塗布: 牛タンに塩麹をまんべんなく塗ります。この時、塩麹がタンの隅々まで行き渡るようにすることが大切です。
- 漬け込み: 塩麹を塗った牛タンを密閉容器に入れ、冷蔵庫で一晩から24時間程度漬け込みます。この時間が長いほど、より柔らかくなります。
- 洗い流し: 漬け込んだ後、牛タンの表面の塩麹を軽く洗い流します。完全に洗い流さないことで、塩麹の風味を残すことができます。
- 調理: 洗い流した牛タンは、焼く、煮る、蒸すなどお好みの方法で調理します。塩麹の効果で、通常よりも柔らかくジューシーな牛タンが楽しめます。
塩分量の調整: 塩麹には塩分が含まれているので、調理時の塩分量は控えめにします。
漬け込み時間: 漬け込み時間が長すぎると塩辛くなる可能性があるので注意してください。
保存方法: 塩麹を使った牛タンは、漬け込み後は早めに調理し、長期保存は避けましょう。
また、牛タンにはビタミンB1などの栄養素が含まれているのもポイントが高いですよね。
牛タンを作る際には、ぜひ下処理に塩こうじを加えてみましょう。
すりおろした玉ねぎに牛タンを漬ける
すりおろした玉ねぎに牛タンを漬けるというやり方もあります。
ステーキ肉にみじん切りにした玉ねぎをまとわして焼くシャリピアンステーキという料理がありますが、それと同じように牛タンを玉ねぎを漬けるのです。
玉ねぎにも、タンパク質をアミノ酸に分解する働きがあるので、肉が柔らかくなります。
玉ねぎの下処理
- 玉ねぎは皮を剥き、粗く切ります。
- フードプロセッサーまたはすりおろしで、玉ねぎをペースト状にします。
牛タンへの玉ねぎペーストの塗布
- 牛タンに玉ねぎペーストを全体にまんべんなく塗ります。
- 牛タンをぴったりとラップで包み、冷蔵庫で2〜3時間漬け込みます。
- 漬け込んだ牛タンは、表面の玉ねぎペーストを軽く洗い流します。
お好みの方法(焼く、煮る、蒸すなど)で調理します。
漬け込み時間: 牛タンの厚みにより漬け込み時間を調節してください。
薄い場合は短めに、厚い場合は長めに設定しましょう。
玉ねぎの量: 玉ねぎの量は牛タンの大きさに合わせて調整します。大きい牛タンには、多めの玉ねぎが必要です。
表面の清掃: 玉ねぎペーストを洗い流すことで、焦げ付きを防ぎ、焦げの味を抑えることができます。
スーパーの冷凍された物でも、漬け込んだ後に焼けばあっという間に高級肉の食感に変貌します。
是非お試しください!
牛タンに切れ込みを入れる
とにかく手間を省きたい!という方におすすめなのが、牛タンに切れ込みを入れるという方法です。
やり方は、牛タンに格子状に切れ込みを入れるだけです。
厚切り牛タンって言葉に惹かれたけど、私がプロデュースした焼肉みやび山の厚切りタン塩の方が分厚いなぁ〜(大笑)あまり値段も変わらんし(笑) pic.twitter.com/fNhMRqcJVz
— 二子山雅高(元大関雅山) (@futagoyama_sumo) February 19, 2016
これだけで、牛タンを食べる時に嚙み切りやすくなります。
また、たれや塩などの調味料が絡みやすくなるのもポイントです。
解凍するタイミング
おいしい牛タンのために「食べる前日から冷蔵庫に移して完全に解凍する」と肉汁(ドリップ)が出にくい解凍方法になります。
半解凍の状態だと焼き加減にムラができてしまい、食べた時の味が均一でなくなってしまうからです。
とはいえ、「そんなにゆっくり解凍できない!!」という方も中にはいらっしゃるでしょう。
そんな時は、氷水と流水で牛タンのパックごとさらすというやり方をお勧めします。
これならば、上で紹介した方法よりも短時間で牛タンを解凍することができますよ!
ただ、この方法でも肉の旨味が抜け落ちてしまうようなので、時間をかけてもおいしく食べたい方は、前日から解凍させましょう!
圧力鍋を使って調理する
最後に、手間はかかりますが、最も確実に牛タンを柔らかくする方法は圧力鍋を使うことです。
それは、圧力鍋を使うことです。
圧力鍋を使うことで、短時間でかつ確実に牛タンを柔らかくすることができます。
- 圧力鍋に洗った牛タンと水(またはスープ)を入れます。水は牛タンが完全に覆われる量を用意します。
- 圧力鍋の蓋をしっかりと閉め、中火にかけます。
- 圧がかかったら、火を弱火にし、約45分〜1時間程度調理します。
冷まし方: 圧力鍋から取り出した牛タンは、自然に冷ますことで、さらに柔らかくなります。
圧力鍋を使う料理としては
- 牛タンシチュー
- 牛タンのビーフストロガノフ
- 牛タンのカレー
- 牛タンのバルサミコ煮込み
- 牛タンのポトフ
圧力鍋は食材に水分を与えれくれるので、ジューシーに仕上がるというメリットもあるのもうれしいですね。
超簡単!牛タンのレシピ
柔らかくする方法をお伝えしましたが、超簡単メニューもご紹介します。
塩と胡椒を味付けとしてレシピです。
塩麹を漬け込む下処理をしても味を邪魔しない良さそうなレシピですね。
牛タン柔らかくする方法は?まとめ
牛タンを柔らかくする方法は圧力鍋なしの方法は
- 塩麹を漬け込む下処理
- 玉ねぎを使う下処理
- 包丁で切り込みを入れる
- 肉の解凍方法
そして、最後に圧力鍋を使う方法をご紹介しました。
これらの牛タンを柔らかくする方法を組み合わせることで、より美味い柔らかい牛タンを食べることができるので是非お試しください。
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