エネループという充電式電池を使ったことがありますか?
エネループは繰り返し使えて環境にも優しい優れものですが、時々充電器の緑ランプが点滅して充電できなくなることがあります。
これはどういう意味なのでしょうか?
点滅の種類や原因、対処法や、エネループを早く充電する方法、点滅しないようにするための注意点もお伝えします。
エネループの充電器の点滅の意味は?
エネループの充電器には、充電中や充電完了などを示すランプが付いています。通常は点灯したままですが、時々点滅することがあり、それには2パターンあります。
・約2秒おきに点滅
この場合は、充電できない電池(アルカリ乾電池など)が混ざっている場合や、充電する場所が寒すぎる場合です。
充電できない電池を取り除くか、気温が10℃以上の場所に移動してください。
・約0.5秒おきに点滅
この場合は、充電できない電池(寿命と考えられるもの)が混ざっている場合です。充電できない電池を特定して交換する必要があります。
エネループ充電器の点滅しないための注意点
エネループの充電器が点滅しないようにするためには、以下のことに注意しましょう。
・エネループ同士でしか充電しない。
・アルカリ乾電池や他社製の充電式電池と混ぜて使わない。
・同じ世代のエネループでしか充電しない。
エネループには第1世代から第5世代までありますが、世代を超えて混ぜて使うと劣化や故障の原因になります。エネループの世代は型番やロゴで確認できます。
・気温が10℃以上の場所で充電する
寒すぎると正常に充電できません。
・定期的に放電して再充電する。
長期間放置したり、満タンになったまま使わなかったりすると、自己放電やメモリ効果が起こります。放電可能な充電器や消費電力の小さい機器で放電させてから、再度充電してみましょう。
エネループを早く充電する方法
エネループは一度にたくさんの電池を充電できる充電器がありますが、その分充電時間も長くなります。
エネループを早く充電したい場合は、以下の方法がおすすめです。
・充電器の出力が高いものを選ぶ
出力が高いほど、充電時間が短くなります。ただし、出力が高すぎると、エネループの寿命を縮める可能性もありますので、注意してください。
・充電する電池の数を減らす
一度に多くの電池を充電すると、充電器の出力が分散されます。必要な数だけ充電することで、早く充電できます。
・充電中に温度が上がらないようにする
エネループは温度が上がると効率が悪くなります。充電中は通気性の良い場所に置いたり、扇風機などで冷やしたりしましょう。
エネループの充電器の点滅の意味は?まとめ
今回はエネループの充電器の点滅の意味と対処法についてお話ししました。点滅はエネループの状態を教えてくれるサインです。
点滅したら、原因を特定して対処しましょう。
また、点滅しないようにするためには、エネループの使い方や保管方法に気を付けることが大切です。
エネループは正しく使えば長く使える優れた電池なので、エネループを大切に使って、環境にも財布にも優しいライフスタイルを送りましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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