「トースターでクッキーを焼いたら失敗した」
「うまく作るコツが知りたい」
こんな悩みにお答えします。
少ない材料でできるクッキーは、オーブンがなくてもトースターで手軽に作れるので、初めてのお菓子作りに選ぶ方も多くいます。
ところがいざ作ってみると焦げたり、逆に生焼けだったりと思ったようにできずガッカリしてしまう失敗をする方も少なくありません。
そこで今回は、トースターでクッキーを作ったときによくある失敗や、その対処法をご紹介します。
コツさえつかめば簡単にできますので、ぜひ参考にしてください。
トースターでクッキーを失敗せずに作る方法
トースターでクッキーを作るときに失敗するパターンを把握しておきましょう。
- 焼きすぎ
- 焼き不足
- 不均一な焼き色
- 底が焦げる
- 形が崩れる
- 表面が乾燥する
この対策について説明していきます。
失敗しない方法①クッキーを焼く際の注意点
焼く時の注意点を
- クッキーを配置する位置:トースターによっては熱分布が均一でないため
- 金属トレイの利用:熱が均等に伝わりやすくなります。また、底が焦げるのを防ぐ効果も
- アルミホイルやクッキングシートの活用:底焦げを防ぐため
トースターでクッキーを焼いたときに一番多い失敗が「焦げ」ではないでしょうか。
トースターはオーブンに比べ小型で熱源も近いため、オーブンよりも早く庫内温度が高くなります。
そのため、うっかり目を離すとあっという間に焦げてしまうのです。
トースターの温度は低温(約150~160℃)で短時間から始め、様子を見ながら調整しましょう。
低温は500Wに該当します。
焼く時間はクッキーの厚さやサイズによって異なります。
トースターでの焼き時間は5分から10分程度ですので、どれぐらい焼けばいいか焼きあがるまで時間を計って目を離さないようにしましょう。
うっかり目を離すとあっという間に焦げてしまうので気を付けてください。
金属トレイはトースター専用のものがあります。トースターの大きさで選んでください。
失敗しない方法②生地への注意点
- クッキーのサイズを統一:焼きムラを少なくする
- 生地を冷やす:冷蔵庫を30分ぐらい冷やすと形が崩れにくくなる
焦げの次に多い失敗が「生焼け」です。
生地が厚くなるほど生焼けになりやすいので、うまく焼きあげるには厚さを5㎜ぐらいにするのが良いでしょう。
生焼けかどうかは、焼きあがりの感触や見た目、においなどで見分けることができます。
冷めても柔らかい・きれいに割れない・部分的に白っぽさが残っている・香ばしい匂いがしないといった状態だと生焼けが疑われるので、焼き時間を少し伸ばしてみてください。
アルミホイルを活用する
「でも、生焼けに気をつけていたらあっという間に焦げちゃうんじゃないの?」
そんな不安を解消するためにアルミホイルを活用しましょう。
くっつき防止のため天板の上に敷くアルミホイルやクッキングペーパーとは別に、クッキーの上にアルミホイルをかぶせます。
アルミホイルで覆うことによってクッキーの中まで火がとおり、また、焦げるのを防ぐことができます。
焼き目をつけたい場合は、最後にアルミホイルを外し好きな焼き色になるまでかるく焼いてください。
覚えておくと便利なワット数と温度の目安
ひとくちにトースターといってもワット表記のものや温度調節機能がついたものなどさまざまな機種があります。
「◯度で◯分」と書かれたレシピを見てもワット表記のトースターだと何分にしたらいいのかが分からず、「1000Wって何度?」と悩んでしまいますよね。
ワットは一定の時間に消費される電気エネルギーを表す単位なので、ワット=温度で表すことはできませんが、おおよその目安のようなものはあります。
1000Wなら約230度、600Wなら約200度、500Wなら約180度ですので、覚えておくと便利ですね。
トースターだとワット数が大きいほど早く適正温度に達するので、そのぶん短い時間で焼きあげることができます。
クッキーの型でかわいく遊び
型を使うことでかなりかわいく作ることができます。
ディズニーのミッキーの型もあります。
トースターで卵、バターなしクッキーを作る簡単な方法
超簡単さくさくチョコクッキー
アーモンド米粉クッキー
米粉クッキーです。
特定原材料7品目不使用、グルテンフリー♪
家族でのおやつに。 今回使用したBRUNO crassy+ スチーム&ベイク トースターのコンベクションモードは、焼きむらがなく、スイーツづくりも予熱なしで焼けます♪
食パン4枚が一度に焼ける広い庫内も特徴です。
トースターでクッキーを失敗せずに作る方法まとめ
トースターでクッキーを失敗せずに作る方法についてご紹介しました。
参考にしていただけたなら嬉しく思います。
トースターでクッキーを作るのはコツさえつかんでしまえば失敗しなく簡単です。
オーブンよりも短時間でできるので「食べたい!」と思ったときにパパッと作れるのも魅力ですよね。
今回ご紹介した方法でコツをつかみ、慣れてきたらチョコチップ入りやナッツ入り、紅茶や抹茶などさまざまなアレンジクッキーを楽しんでみてください。
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